多種多彩なカブを眺める来場者=唐津市北波多公民館駐車場(2019年10月26日)

生き生き通学合宿塾で、自主的に調理に取り組む子どもたち=2019年9月(北波多公民館提供)

 唐津市の北波多公民館は2月25日、文部科学省表彰の優良公民館に選ばれた。二輪車・スーパーカブ愛好家の集い「公民館deカフェカブ」や児童たちの自主性に任せる「通学合宿塾」を開催するなど、世代間交流や情報発信で独自の取り組みが評価された。

 カフェカブは小川光則館長(64)が唐津のPRやライダーたちの出会いの場をつくろうと企画。19年10月に初開催し、県内外から87人が“カブ談義”で交流を深めた。

 通学合宿塾は児童たちが公民館で寝泊まりしながら小学校に通う事業で、2017年から児童だけで意思決定する方法に改めた。見守る大人もともに学ぼうという理念で行っている。

 学校と連携した「立ち寄り・寄り道ステーション」は図書室での勉強や空いた部屋を遊び場に提供。子どもの来館が増え、大人の利用者との世代間交流も進む。年間来館者数も1万人から1万5千人超に増えた。

 昨年はコロナ禍で、カフェカブと通学合宿塾は中止に。小川館長は「今年はぜひ開催したい。常に活動を見守り、サポートしてくれる地域に感謝し、『いつもそこにある公民館』を目指す」と話した。本年度「優良公民館」は全国で65館が受賞した。(成富禎倫)

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