藻類培養拠点の売買契約について説明があった佐賀市議会バイオマス産業都市調査特別委員会=市議会会議室

 佐賀市清掃工場近くで藻類培養を行うアルビータ(同市高木瀬町、中西元社長)の培養施設拡張計画に関し、市は2日、建設予定地の売却先をアルビータから同社関連の資金管理会社「センターウエスト」(東京都)に変更すると説明した。経営効率を目的に変更の申し入れがあった。関連議案を開会中の3月議会に提案する。

 市議会バイオマス産業都市調査特別委員会で報告した。

 市によると、清掃工場北側の建設予定地(同市大和町)21ヘクタールをセンターウエストが購入し、アルビータが2期工事で整備する。培養プール12基と初期培養施設を、東側半分の10ヘクタールに早ければ2022年秋に設ける。残る半分は他社との連携、協業で活用する。

 議案が可決されれば3月中にも仮契約書を交わす。市は「売却先の資金力などの問題がないことを確認した。事業の安定性が図られ、市のメリットも大きい」と説明した。

 アルビータは16年10月に操業し、清掃工場の排ガスから回収する二酸化炭素で藻類を培養してきた。現有施設は2ヘクタールで、採算面などから施設拡張を計画している。(大田浩司)

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