歯科診療所の休業を知らせる張り紙=唐津市の七山市民センター

 唐津市の七山市民センター内に昨年6月に開所した歯科診療所「栗田歯科医院」で、約3カ月間休業が続いている。歯科医師の男性が亡くなったためで、市によると後任探しが難航しており、再開のめどが立っていないという。

 歯科診療所の歯科医師は昨年12月に亡くなり、同月4日から閉鎖している。市は唐津東松浦歯科医師会に後任の派遣を要請しているが、希望者は見つかっていない。七山では唯一の歯科診療所で、住民は治療のために他地区に出向く必要があるなど影響が出ている。

 歯科診療所は、合併前の旧七山村が1989年に開設。民間の歯科医師を招いて治療を行っており、同医院は3年前に七山へ移転していた。市は昨年、市民センターに歯科診療所と七山診療所を集約し、約2億円をかけて改修。過疎地域の行政と医療の複合施設を目指してきた。

 市の担当者は「早く再開できるよう歯科医師会とも対応を協議していく」と話している。(横田千晶)

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