施設で放映する映像の設定根拠などを確認した三重津海軍所跡保存整備についての指導委員会=佐賀市役所

 佐賀市は1日、三重津海軍所跡保存整備について専門家の意見を聞く「指導委員会」を開いた。9月下旬にリニューアルオープンを予定する佐野常民記念館(佐賀市川副町)について、新名称を「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」にすると説明した。

 三重津海軍所跡はユネスコの世界文化遺産に登録されているが、地中にあって見えない。新施設のコンセプトは「見えないものを見せる」とし、船の建造や修理にあたる設備「ドライドック(乾船渠=かんせんきょ)」の原寸大模型や当時の様子が分かる映像などが目玉になる。

 指導委員会では、今後に作り込んでいく映像の全体像や設定根拠などを確認した。委員からはドライドック入り口に設置された木製ゲートの開閉のタイミングなどについて一層の工夫を求める意見が出た。

 市歴史・世界遺産課は「リニューアルオープンまで7カ月を切った。分かりやすく伝える魅力的な施設になるようにしていきたい」と話す。(川﨑久美子)

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