有田陶器市開催の方向を確認した同陶器市委員会=西松浦郡有田町の大有田焼会館

有田陶器市委員会であいさつする深川祐次委員長=西松浦郡有田町の大有田焼会館

 ゴールデンウイークに全国有数の焼き物市「有田陶器市」(西松浦郡有田町)を主催している有田商工会議所は1日、新型コロナウイルスの影響で昨年中止した陶器市について、今年は開催する方向を確認した。正式決定は3月末の予定で、感染状況によっては、決定後に中止を判断する場合もあると説明している。

 窯業や商工観光関係者、町、住民代表ら約40人が出席した有田陶器市委員会で確認した。委員会後、有田商議所会頭の深川祐次委員長(63)が会見し「開催したい、すべきとの方がほとんどだった。昨年は苦労したので、今年は開催して売り上げを上げていきたい思いが強い」と述べた。

 コロナ対策として、会場間を結ぶシャトルバスの運行を取りやめ、駐車場を削減、主催者による飲食イベントの中止や食べ歩き禁止、参加店への対策義務付けなどの事務局案が提示された。今後、専門家の意見を踏まえて対策を徹底する。深川委員長は「予算は例年の7割を考えており、規模も同等になるだろう」と、縮小する見通しを示した。

 オンライン販売の「Web陶器市」は既に、昨年に続いての実施を決定している。(古賀真理子)

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