新型コロナワクチン接種に関して佐賀市は1日、65歳以上が入所する高齢者施設から始める方針を発表した。ワクチンの供給量が最初は限られていることを想定、施設でのクラスター(感染者集団)発生を防ぎ、医療機関の診療負荷を軽減する狙いがある。十分な供給量になれば、特定の会場での集団接種と、かかりつけ医などでの個別接種の併用型に切り替えていく。

 1日に市役所で開いたワクチン接種対策本部会議の第1回会合で決めた。

 市によると、医師らが4月12日の週に高齢者施設を訪れ、入所者や介護従事者らに接種する予定。介護老人保健施設と特別養護老人ホーム約30施設の中から選定する方針で、具体的な内容は市医師会と調整する。

 市のワクチン接種対策室は「併用型から始めると混乱が生じる恐れがあった。県内外の市町に話を聞きながら、市の独自判断で決めた」と理解を求めている。(大田浩司)

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