リニューアルした鳥栖市ホームページ。「やさしい日本語」機能を追加し、検索方法(写真下の部分)も6パターンを設けた

 鳥栖市は、ホームページをリニューアルした。更新は2010年以来で、高齢者や障害者ら全ての人が利用しやすいよう読み上げ機能を追加したほか、背景色変更に対応するなど利便性を向上。外国人や行政用語を分かりにくいと感じる人のために、県内の自治体で初めて全ページを「やさしい日本語」に変換する機能を取り入れた。

 外国人向けの防災や生活情報はこれまで、市の担当者がページごとに文章を書き換えていた。新サイトでは「やさしい日本語」をクリックすると、システムが自動で読み仮名をつけて変換。「避難場所」は「逃(に)げる場所(ばしょ)」、「ハザードマップ」は「危険(きけん)な場所(ばしょ)の地図(ちず)」となる。

 情報の探しやすさを向上させるため、6パターンの検索方法を設置。「生活シーン別」は妊娠・出産、子育て、教育、住まい・引っ越しなどに、「よく利用されること別」は年金・保険、ごみ・リサイクル、公共施設予約状況などに項目分けし、各項目のボタンから情報を探すことができる。

 緊急時対応も新たに取り入れ、災害発生時はアクセスが集中してもページが開けるよう、多くの閲覧に耐えられるページに切り替えて情報を提供する。

 更新事業費は1503万円。鳥栖市のホームページは昨年、383万ページが閲覧された。(樋渡光憲)

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