佐賀県の新型コロナ対策本部会議で、県民に要請していた福岡との往来自粛を解除することを表明した山口祥義知事(右)=県庁

 福岡県など6府県への新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が28日までで解除されることを受け、佐賀県の山口祥義知事は27日、県民に求めている6府県との不要不急の往来や会食の自粛などを3月1日から解除すると発表した。宣言が続く首都圏の1都3県は引き続き自粛要請の対象とする。

 同日の県の対策本部会議で言及した。福岡県では病床の使用率がステージ3(感染急増)となっているが、山口知事は「感染者数とは別の(福岡)県内の環境の問題だと分析した」と説明し、佐賀県民が往来するかどうかに関する検討材料からは除外できる項目だとした。

 一方、県内でカラオケ喫茶でのクラスター(感染者集団)が相次ぎ、重症化リスクの高い高齢の感染者が増えていることについては危機感を示し、「大変心苦しいが、当面利用を控えることも含め最大限の注意をしてほしい」と県民への呼び掛け項目に追加した。

 ワクチン接種に関しては、3月上旬のコールセンター設置が説明された。副反応などに関する相談を接種の前後で受け付け、看護師や薬剤師が対応する。接種後に副反応が出た場合、コールセンターへの相談を経て、かかりつけ医を受診し、必要に応じて専門的な医療機関に紹介する流れも確認した。(大橋諒)

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