オンラインで実施した締結式であいさつする松田一也町長=基山町役場

 町内にある大興善寺が「恋人の聖地」に選定されている基山町が、「恋人の聖地」が所在する全国の自治体のネットワークを生かして11市町村と災害時の相互応援協定を結んだ。互いが遠隔地にあるため、同時に被災しにくい利点を生かして職員派遣などを行う。

 「恋人の聖地」が所在する自治体でつくる市町村長会(122自治体)のうち、趣旨に賛同した市町村で協定を結んだ。応急復旧に必要な職員の派遣、食料や水などの生活必需品や資機材の提供などで協力する。

 22日にオンライン会議で締結式があり、発起人の藤原龍男・大阪府貝塚市長は、カップルの出会いを取り持つ「恋人の聖地」は「子どもを産み、育てるための安心・安全な地域づくりも求められる」とあいさつした。フィルムコミッションで成功している広島県尾道市、ふるさと納税に力を入れる大阪府泉佐野市などが加わっており、基山町の松田一也町長は「復旧のノウハウ共有をはじめ、力のある自治体と連携できるのは大きい」と今後の連携に期待を寄せた。(樋渡光憲)

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