地域の課題やその解決策などを提案する神埼高の生徒ら=神埼市中央公民館

 神埼市の神埼高(井原敏裕校長)1、2年生が25日、年間を通して考えた地域の課題と解決策に関する発表会を開いた。10班が代表して、教育や環境、地域活性化などをテーマに自分たちなりに導き出した方策などを発表した。

 1年生は、持続可能な開発目標(SDGs)の17項目から、飢餓撲滅やジェンダー平等の実現といった目標を一つ選び、子ども食堂や男性料理教室など市内で行われている取り組みと目標を絡めて課題などを発表。2年生は、地域の課題とその解決策の提案や解決策を実践してみた結果の報告を盛り込んだ。避難所の情報などを動画にまとめた班は、市役所など市民の目に触れる場所での放映を市に提案した。

 2年の染矢捷成さん=鳥栖市=は「市にインタビューに行って初めて、自分たち自身も災害時の知識が予想以上にないことに気づいた」と活動を振り返り、「避難所の場所や持ち出す荷物の量も分かりやすく動画にまとめたので、たくさんの市民の人に見てもらえたら」と話した。

 同校は県の「地域とつながる高校魅力づくりプロジェクト」指定校。「KANKO学」と銘打ち、昨年度から課題研究を実施している。来年度は、1年生は解決策の実行、2年生は自身の進路に結び付けた課題解決を個人で取り組む。(西浦福紗)

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