玄海原発3号機(手前)と4号機=東松浦郡玄海町

 定期検査中の九州電力玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)の発電再開時期が、当初予定していた3月5日から3月中旬に遅れる見通しになったことが25日、九電への取材で分かった。構内の工事の請負会社で新型コロナウイルス感染が相次ぎ、定検の一部工程を一時中断していた影響が出た。

 玄海原発では1月に複数の請負会社で感染者が確認され、2月2日時点で従業員ら約2500人が出勤待機になっていた。感染が相次いだ影響で、昨年12月19日から始めていた4号機の定検は1月23日から一部を中断し、3号機の使用済み核燃料の貯蔵容量を増やす「リラッキング」の工事も同27日から中断していた。

 九電は2月2日から19日にかけ、玄海原発に関わる九電と請負会社の従業員計約3800人にウイルス検査を実施。定検とリラッキングの工事は9日から順次再開しており、リラッキングについては「全体の工程への影響はない」とみている。(円田浩二)

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