飲食店と共に有明海保全を目指したフェアを開いた市職員たち=鹿島市役所

フェアで提供している鹿島産ブラッドオレンジのジュース=鹿島市納富分のcafe16

 鹿島市内の五つの飲食店が、市と協力して有明海の環境保全を目指す「ラムサールフェア」を開いている。食事をしてもらうことで代金の一部が「肥前鹿島干潟」を保全する基金に寄付される仕組み。期間限定で、鹿島の産品を使用したメニューを提供する。3月7日まで。

 協力店のcafe16(イロ)(納富分)では、鹿島産ブラッドオレンジジュース(300円)を販売している。朱色の果肉が特徴的なブラッドオレンジを使ったジュースで、爽やかな飲み口に仕上がっている。スカイロード商店街にあるお好み焼き店「風車」ではブラッドオレンジを使ったお酒を提供する。

 市ラムサール条約推進室によると、1品につき20円が寄付につながる。基金は、干潟保全のためのごみ回収や干潟調査などの資金になる。基金を増やしつつ、より多くの人に有明海保全や環境問題への関心を寄せてもらう狙いがある。

 協力店の店主らは、鹿島の豊かな自然の恩恵を受けた「ラムサールブランド」認証の牛肉や米を使用してメニューを考案した。浜町の浜宿キッチンではランチで和牛カレーを提供。3月1日から割烹清川(高津原)はビーフシチューランチを提供、2日から居酒屋千景(ちかげ)(高津原)はすじ煮込みと肉みそを提供する。

 市ラムサール条約推進室の江島美央主査は「有明海の持続可能な未来のためのフェア。応援をしていただければ」と話している。(中島幸毅)

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