茶葉の種類や用途によって違いを楽しめるポットと急須(磁器製茶こし付)と、広口とつぼ形の湯飲み

馬場真理子さん

 「ホワイトフィールズポーセリン」は、嬉野市嬉野町吉田の副正製陶所にある工房です。窯主の馬場真理子さん(43)は長崎県出身。東京造形大を卒業後、有田窯業大学校で磁器デザインを学びました。ドイツの芸術大学での研修を経て、結婚後に開窯しました。作品のデザインから石こうのモデルを作り、何度も改善しながら型を決め、「型抜き」という技法で制作しています。

 「とても手間と時間のかかる作業ですが、作品を長く使ってもらうとやりがいがあります」と馬場さん。皿、湯飲み、花瓶、一輪挿し、急須など、白磁や染付の作品で公募展で入賞するなど、モダンで使いやすいデザインは高い評価を得ています。

 急須と湯飲みの茶器類はバリエーションに富んでいます。家族でかわいがっていたチャボをモチーフに、絵本に出てくるような絵付けが施された作品は人気があります。

 「コロナ禍で在宅時間が多くなり、家庭で楽しみながら使ってもらえる器を作りたい。食事を楽しく、後片付けも負担がかからない器を考案したい」と語ります。令和の新しい時代の陶芸デザイナーとして幅広い活躍が期待されています。電話は0954(43)9408=副正製陶所。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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