多彩なひな飾りを鑑賞する来場者=佐賀市の国際交流プラザ

ひな人形に外の世界を見せる風習「ひなの国みせ」(右)と、いり米を使って表現された川の上を流れる「流しびな」(左)のしつらえ=佐賀市の国際交流プラザ

 県内在住の外国人に日本の伝統文化を伝えようと、ひな祭りの展示が、佐賀市の佐賀商工ビル1階の国際交流プラザで開かれている。ひな人形の始まりといわれる「流しびな」や、県内の伝統工芸品で作られたひな人形を一堂に集めている。3月21日まで。

 展示は県が企画。いり米で川を表現し「流しびな」を置いたり、ひな人形に外の景色を見せる伝統的風習「ひなの国みせ」のしつらえを用意した。また、約50年前の豪勢な七段飾りを置くなど、ひな祭りの多様な飾りを展示している。

 伊万里鍋島焼の陶磁器製「座りひな人形」や肥前ビードロの「ガラスびな」など、県内の伝統工芸品も集めており、来場した韓国出身の鞠美眞(ククミジン)さん(27)は「母国では、時期を決めて人形を飾るという文化がないから不思議」と話した。ベトナム出身のファングエン・アントゥイットさん(27)は「ガラスのひな人形を初めて見た」と目を輝かせていた。

 入場無料。午前10時から午後9時(土日祝は午後5時)まで。問い合わせは県国際課、電話0952(25)7004。(中島野愛)

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