大正2年の世界館(朝日町)=市提供

大正時代、街中で休憩している曳山の行列=市提供

大正中ごろ、舞鶴公園の茶屋(勝木茶屋)=市提供

昭和初期の唐津小学校(西城内)=市提供

明治から昭和30年代までの唐津の風景を写した写真展=新興町の市近代図書館

 明治から昭和30年代ごろまでのモノクロ写真を集めた「むかしの唐津を見てみよう」展が、唐津市新興町の近代図書館で開かれている。唐津で初めて建てられた映画館や大正期のくんちの曳山(やま)など、往時の雰囲気を伝える。3月31日まで(3月3、20日休館)。観覧無料。

 市が所蔵する古写真17点を選び、A2サイズに拡大した。唐津初の映画館「世界館」(朝日町)は1913(大正2)年、開館時の姿。建物正面に万国旗などが飾られている。大正期の「休憩したヤマ行列」は、3台の曳山が街中に並ぶ様子が生き生きと写る。

 「舞鶴公園の茶屋」は大正中期に撮影、市出身の建築家、辰野金吾が設計した昭和初期撮影の唐津小など今は見ることができない光景もある。同図書館の松谷由香里学芸員は「風景や人々の装いに時代を感じさせる。現代の場所を思い起こし、写真を楽しんで」と話す。

 同展開催に合わせ、動画投稿サイト「ユーチューブ」の唐津市公式チャンネルでは「佐賀県唐津市の風景・4K映像」が視聴できる。「虹の松原」や「北城内の図書館」など、当時の写真と現代の風景が比較できる。(成富禎倫)

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