麦踏みを体験するネパール人の留学生ゴンバ・ルパさん(手前)とパラズリ・スニタさん=佐賀市川副町の麦畑

ヒンメリ作りを体験する参加者=佐賀市川副町の麦畑

フィンランドの投てき競技「モルック」を体験する参加者=佐賀市川副町の麦畑

 佐賀市川副町の麦畑で23日、冬の農作業「麦踏み」の体験会が開かれた。昔ながらの方法で麦を踏みつけたほか、麦わらを使ったフィンランドの伝統装飾品「ヒンメリ」作りもあり、留学生5人を含む20人が麦畑を楽しんだ。

 「麦踏み教室」は佐賀平野や有明海の魅力を伝えようと活動する市民グループ「さがのぎ」が毎年開催している。参加者たちは農家が使う麦踏み機ではなく、自らの足で少しずつ麦を踏んだ。初めて外国人の参加を募集し、ネパール人留学生パラズリ・スニタさん(24)は「踏んだ方が、強い麦が育つと聞いて驚いた。いい運動にもなった」と笑顔を見せた。

 今回は「さがホストタウンおもてなしネットワーク」が提案し、麦わらを幾何学的な形に組み合わせる「ヒンメリ」の創作にも挑戦。同ネットワークは、東京五輪・パラリンピックで県内の自治体がホストタウンの関係を結んでいる6カ国の理解促進を目的に活動している団体で、フィンランドの文化体験として企画した。

 「さがのぎ」の江島政樹代表(41)は「麦踏み体験で麦の生育を知り、ヒンメリ作りで麦わらに触れることができた。以前より、総合的に学べる機会になったと思う」と手応えを感じた様子だった。(中島野愛)

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