講演する天満屋女子陸上競技部の武冨豊監督=佐賀市のホテルマリターレ創世佐賀

 多久市出身で天満屋女子陸上競技部(岡山県)の武冨豊監督(67)が21日、佐賀市神野東のホテルマリターレ創世佐賀で開かれた研修会で講演した。スポーツ指導者や医師など約80人に向けて、強い選手を育てる指導者の心構えなどを語った。

 武冨監督は指導者の重要な役割の一つに「選手に刺激を与え、変わるきっかけをつくること」を挙げた。トップ選手の練習を見学する機会をつくるなど、選手の意識を変える環境づくりを勧めた。指導者自身も「自信を持つのではなく、迷って悩みながらも進歩を続けて」と強調した。

 武冨監督は多久工業高卒。1996年の監督就任後、5人のオリンピック選手を育てた。研修会は佐賀県のSAGAスポーツピラミッド推進グループと県スポーツ協会が開き、日本スポーツ協会スポーツ医・科学委員会の川原貴委員長がリモートで講演した。

 鹿島高で女子バレーボール部を指導する村上正浩教諭(23)は聴講して「選手の気持ちを上げるため、自ら行動に移すことの大切さを学んだ」と話していた。(花木芙美)

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