インターネット上で知り合い、会ったことのない元交際相手を脅したとして、強要未遂とストーカー規制法違反の罪に問われた滋賀県彦根市中藪町、大学生の男性被告(22)に、佐賀地裁は22日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 冒頭陳述などによると、2人はインターネットゲームを通じて知り合い、昨年6月中旬から交際。プレゼント交換のため、お互いの住所を知っていたが、会ったことはなかった。同10月、女性から交際の解消を伝えられ、被告は本心を探ろうと、ツイッターで第三者になりすまして脅迫した。被告人質問で「唯一、自分らしくいられる存在で、失うのが怖かった」と述べた。

 西村彩子裁判官は判決理由で「犯行態様は執拗しつようで、被害者に与えた不安や恐怖は大きい」と指摘した。一方で前科前歴がないことなどを考慮した。

 判決などによると、昨年10月28日から同11月29日までの間、元交際相手の県内の当時20代女性に、無料通信アプリLINE(ライン)で44回にわたってメッセージを送信し、同12月9日、第三者になりすまし、ツイッターで「家族を殺しに行く」などと27回にわたってメッセージを送り、脅迫した。

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