ポテトチップスのパッケージを見分けるAIの開発に挑んだ参加者たち=佐賀市富士町古湯のSAGA FURUYU CAMP

ポテトチップスのパッケージを見分けるAIの開発に挑んだ成果を発表する参加者たち=佐賀市富士町古湯のSAGA FURUYU CAMP

 合宿形式で人工知能(AI)の開発過程を体験するイベント「SAGA Smart Hackathon(サガスマートハッカソン)」が20、21の両日、佐賀市富士町古湯の「SAGA FURUYU CAMP」であった。20~40代の約30人が参加し、チーム単位でポテトチップスのパッケージを見分けるAIを作り上げ、精度を競った。

 佐賀県が、マイクロソフトとカルビーの協力を得て開催。ハッカソンは、「ハック」と「マラソン」を掛け合わせた造語で、行政が開催するのは全国的にも珍しいという。県は本年度からIT人材を育成するため、プログラミング言語などを習得する講座を開いており、その受講生らが中心となって参加した。

 課題は、カルビーの7種類のポテトチップスについて、パッケージを判別するAIの構築。21日の成果発表会では、各チームともほぼ正確に画像を見分けられたことなどが報告された。画像をモノクロにしたり、元のデータよりもサイズを小さくしたりするなどの工夫をして、判別の精度を高めたという。

 参加した会社員の森田剛史さん(34)=武雄市=は「意味の分からない呪文のようだったプログラム言語がすらすら読めるようになった。本業にも還元し業務の効率化などに役立てたい」と述べ、鳥栖市の男性(22)は「今まで当たり前に使っていたウェブサービスの仕組みが分かって楽しかった」と手応えを感じていた。(大橋諒)

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