オンラインガイドツアーで泉山磁石場を紹介する観光ガイドたち=有田町泉山

ギャラリー有田でインタビューと撮影をするオンラインガイドツアーの観光ガイドたち=有田町本町

 有田焼にまつわる有田町内の名所や焼き物店をめぐるオンラインでのガイドツアーが17,21日の両日、開かれた。有田観光協会の観光ガイドが、自宅などにいる関東を中心とした参加者に向け、有田焼400年の歴史と多様な器の魅力を伝えた。

 コロナ禍で外出機会が減る中、旅気分を味わえる手段として注目を集めるオンラインツアー。同協会では観光ガイドが昨夏から企画を練り、本番を迎えた。東京、千葉、佐賀、福岡などの国内や米ニューヨークに住む、各日定員10人の計20人をもてなした。

 17日はガイドと同協会スタッフ計9人が、現地2班とMCのいる基地局の計3班体制で案内。レストラン「ギャラリー有田」では、2500客から好みのカップ&ソーサーで飲み物が楽しめ、50万円の高額品もあると伝えた。白磁や色絵など有田焼の技法も説明した。

 日本磁器発祥の地の泉山磁石場では、普段入場できない中央付近からの景色を中継。3軒の陶磁器店を訪れ、海外のデザイナーとのコラボ商品など現代の生活様式に合うモダンな器を紹介した。

 カメラワークを担った山口信行さん(65)は「難しさも感じたが、だんだん楽しくなった。ニーズに応じて、違う内容のツアーもできれば」と、手応えを感じていた。(古賀真理子)

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