風船を手にする宮城県人会さがの富田万里代表=佐賀市市民活動プラザ

メッセージが集まりつつあるハト型の風船=佐賀市市民活動プラザ

 宮城県ゆかりの佐賀在住者らがつくる宮城県人会さが(富田万里代表、44人)が、東日本大震災の追悼イベントで飛ばされるハト型の風船にメッセージを受け付けている。佐賀市白山の同市市民活動プラザと同市松原のシアター・シエマで記入できる。26日まで。

 風船は生徒14人が命を落とした宮城県名取市立閖上(ゆりあげ)中の遺族らが、3月11日に旧閖上中前で開く「追悼のつどい」で飛ばす。紫外線で分解される特殊な素材でつくった風船にヘリウムガスを詰め、空にメッセージを送る。昨年は約130個の風船が空を舞ったという。

 宮城県人会さがは2011年に結成。交流会や宮城県産品の販売会などを催してきて、風船へのメッセージ募集は18年に1枚から始めた。今年は10枚の風船を取り寄せ、佐賀市市民活動プラザとシアター・シエマで記入を受け付けるほか、佐賀学園高生徒会などにも風船を託している。

 富田代表は「昨年も『遠くにいても忘れないよ』『つながってるよ』など、100件以上の被災地を思うメッセージが集まった」と振り返り「こうして思いを寄せることが、佐賀と被災地のつながりをますます強めていくだろう」と話す。(花木芙美)

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