村上大祐嬉野市長(左)に未来計画を発表する嬉野高の生徒=嬉野市嬉野町の「うれしの市民センター」

 中高生が地域の魅力や課題を学び、将来像を考える「さが未来発見塾」(佐賀新聞社主催)が20日、嬉野市で開かれた。嬉野高校の生徒4人が、温泉を生かして若い世代に魅力あるまちを目指す「うれしのあったか未来計画」を発表、村上大祐市長に提案した。

 4人は昨年12月から、ワークショップや地元での取材活動を通し計画をとりまとめた。4人は市の魅力として、観光資源の豊かさと来年秋の九州新幹線長崎ルートの暫定開業の二つを示した。一方で、人口減少や観光産業が今後の課題だとの現状認識を説明した。

 その上で、今後のまちづくりには「若者を対象に地域の資源を活用した取り組みが必要」と提案した。具体例として、嬉野温泉でのプロジェクションマッピングや音楽や映像が楽しめる「ライブ温泉」を挙げ、「これまでにない温泉体験ができる」と強調した。また、カメラを搭載したマイコンカーで市内を撮影し、猫目線でまち歩きを行うユニークな「猫さんぽ」も提案した。

 村上市長は講評で「猫さんぽは面白いアイデア」と評価し、「単に提案するだけでなく『私がやります』という強い思いも大切。ぜひ、私たちと一緒に実現に向けて取り組んでください」と話した。

 生徒の南八雲さんは「現実味があるか悩むこともあったが、若者らしい意見をと助言を受け、高校生の視点で自信を持って提案できた」と振り返った。

 同塾の嬉野市編は28日の佐賀新聞で詳報する予定。(松田美紀)

  

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