トヨタ紡織九州-豊田合成 後半、相手の外国人選手のシュートを阻もうとするトヨタ紡織九州のPV酒井翔一朗(中央)=愛知県のウィングアリーナ刈谷

 今季リーグ戦無敗で首位に立つ強豪に、圧倒的な力の差を見せつけられた。トヨタ紡織九州レッドトルネードは、豊田合成に今季最多タイの37失点を喫して完敗した。金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「実力だけでなく、意識やメンタルなど全てが足らず、やられっぱなしの試合だった」と悔しさをにじませた。

 リーグ最少失点を誇る相手を攻めあぐねた。パスミスやパスカットで何度もボールを失い、速攻を仕掛けられた。相手の得点源と警戒していた197センチの外国人選手にも簡単にゴール前に切り込まれて失点を重ねた。

 後半はRB三重樹弥やPV酒井翔一朗を中心に食らい付き、スコア上は17-16と互角の戦いを演じた。だが、相手が2分間の退場を強いられた数的有利な場面でも効果的に得点が奪えず、逆に攻め込まれるなど最後まで主導権を握れなかった。

 今季のプレーオフ(PO)進出を決めた上位4強との直接対決は1勝1分け6敗。来季こそ悲願のPO進出を実現するためにも、上位陣との差を埋め、切り崩さなければならない。LW津山弘也は「日本一になることが最大の目標。残りの2試合を連勝で締めくくって、来季に望みをつなげたい」と自らを奮い立たせるように話した。(井手一希) 

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