ゆめさが大学唐津校の発表会で虹の松原保全活動を報告した唐津南高生(前列中央3人)とゆめさが大学生=唐津市のりふれホール

 シニアの生涯学習の場「ゆめさが大学」唐津校の地域活動発表会が17日、唐津市のりふれホールで開かれた。4グループに加え、唐津南高の虹ノ松原プロジェクトチームが特別参加し、松原の保全や松葉を生かした商品開発を報告した。互いの活動を知って刺激を受け、松原を後世に残すため、連携していくことを確認した。

 グループの一つ、「ゆめからレインボー9」は体験学習の一環で虹の松原の保全活動を実践しており、昨年12月には市内の幼稚園で園児に環境を守ろうと伝えた。佐賀新聞でその記事を読んだ唐津南高の岡本慶祐教諭が、17年続く生徒たちの保全活動も知ってほしいと、唐津校に打診し、交流が実現した。

 3年生の中川和香のどかさん、古川智保ちほさん、松本健太郎さんが登壇した。唐津校の約80人を前に、松葉をはじめ松原の資源を生かした商品開発や小学校、地元団体との交流など、地域とのつながりを目指した活動内容を報告した。参加者からは松葉パウダーの活用や線香への応用など質問、助言が相次いだ。試作品のモニター協力も提案された。

 中川さんら3人は「年配の方と活動することがあまりないので、いい機会になった。今後の研究に生かしたい」「コロナで発表の場が少なかったので、南高の活動を伝えられてよかった」と手応えを語った。

 グループリーダーの青木廣道さん(71)も「新聞が縁で今日の出会いになった。南高は17年も活動している“大先輩”。今後も一緒に松原を守っていこう」と呼び掛けた。(辻村圭介)

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