知恵を絞った事業計画を発表する生徒たち=佐賀市神野東の佐賀商高

 佐賀県内の商業系高校の生徒が企業経営に必要な知識を学ぶ「県高校生ビジネススクール」の閉校式が20日、佐賀市神野東の佐賀商高で開かれた。10校27人が、コロナ禍でも成功するビジネスについての事業計画を発表、約1年間の活動を締めくくった。

 6チームに分かれ、課題について約10分間のスピーチを行った。佐賀商高の生徒7人は、自宅で過ごす機会が増えたシニア世代を対象にしたeスポーツ事業を提案。認知症予防を目的としたオンラインゲーム教室の実施などを提示した。初年度はマイナスだが2期目から利益が得られると想定し、講師たちからは、着眼点や現実を見据えている点が評価されていた。

 鳥栖商高3年の四ヶ所花瑠香さんは「新型コロナの影響でスクールが開かれるか心配だったけど、無事に終えることができた。貴重な経験となり、実社会などに生かしていきたい」と話した。

 ビジネススクールは、日ごろの学びを実践的なビジネスにつなげようと、県高校教育研究会商業部会が開催し5回目。今年は年10回、県内の経営者や財務会計の専門家による講義などを受けた。(中島佑子)

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