設立総会では、10月下旬の献納式に向けたスケジュールなどを確認した=江北町公民館(提供写真)

 杵島郡江北町はJAなどと連携し、「町良質米生産対策協議会」を設立した。宮中祭祀「新嘗祭(にいなめさい)」で使用される米を献上する県代表の農家が町内から選ばれたためで、肥培管理や精米などについて助言する。江北町からの献上は1992年以来、29年ぶり。

 協議会は山田恭輔町長を会長に、町やJAの関係者ら26人で構成する。10月下旬の献納式に向け、播種式(5月)や御田植え式(6月)などを行う予定。

 穀物を献上する農家は、県内の普及センター単位で毎年順番に選定している。今回、江北町で公募・選考した結果、米麦や大豆を生産する武富和也さん(57)、久美さん(53)夫妻が選ばれた。

 武富さん夫妻は「夢しずく」1升を献上する。和也さんは「献穀米を作ることは、生涯に1度しかないことで光栄」と喜んでいる。(松田美紀)

 

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