県茶共進会で表彰された3人。(左から)山口孝子さん、田中繁昭さん、山﨑真一さん=佐賀市の県JA会館

 佐賀県内で生産されたお茶の品評会「県茶共進会」の表彰式が佐賀市で開かれた。約100点の出品のうち、蒸し製玉緑茶の部で最優秀に選ばれた嬉野市の田中繁昭さん(60)=清水茶業組合=ら3人に池田宏昭県農林水産部長らが賞状を贈った。

 昨年のお茶は新芽生育期に低温で適採時期の判断が難しかったというが、田中さんが出品したお茶は、玉緑茶特有のさわやかさに若芽の香りも加わっているとして高い評価を受けた。

 農林水産大臣賞も同時に受けた田中さんは「受賞を機にますます良いお茶づくりにまい進したい」と意欲を新たにしていた。

 釜炒り茶の部で優秀賞を受けた同市の山口孝子さん(55)=嬉野南部釜炒茶業組合=は「今後も組合員一丸となって上位入賞を目指したい」と話した。

 また、茶園の部で応募34点の中から最優秀に選ばれた同市の山﨑真一さん(42)は「コロナ禍の時、こんな賞をもらえて励みになる」と喜んでいた。

 式に参加した金原壽秀JA佐賀中央会会長は「単価が落ちてお茶は厳しい時期だが、良い物を作っていれば必ずいい時が来る」と激励した。例年は、400人近くが集まる県茶業振興大会で表彰しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、表彰式だけを開いた。

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