新しい市民会館の基本計画案をまとめた第5回目の策定委員会=唐津商工会議所

 唐津市が現地建て替えを計画している新市民会館の基本計画策定委員会が19日、唐津商工会議所で開かれた。敷地内通路は中央に残し、大ホールは800人以上収容をベースにするなど基本計画案がまとまった。市は20日から来月19日までパブリックコメントを募り、年度末までに基本計画を作成する。

 敷地内通路は長年、生活道路として利用され、地元の要望も強く中央に残すことになった。事務局は千席での試算だとリハーサル室(小ホール)などの確保が難しいと判断し、800席の案を示した。

 委員からは「フルオーケストラが呼べない」「千席を切ると公演のチケット代が高くなる」などの意見が出たが、坂井猛委員長(九州大工学部教授)は「800席(以上)をベースにオーケストラ公演などを呼ぶ場合、行政の支援や運用面でのアイデアを盛り込んでいく」とまとめた。

 計画案は市ホームページや市役所、市民センターなどで閲覧できる。現会館は3月に閉館し、21年度から解体が始まる。市はプロポーザル方式で設計業者を公募し、23年度から建設に着手、25年度中の完成を目指す。(成富禎倫)

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