日本地図と透明チューブのメジャーを使って所要時間を測る作品で、全国入賞した八尋瑛登君=鳥栖市の弥生が丘小

八尋君が作った透明チューブのメジャー。手書きで丁寧に作ってあり、徒歩や自動車、飛行機などでそれぞれ目盛り幅が違う

日本地図と透明チューブのメジャーを使い、所要時間を測ってみせる八尋瑛登君=鳥栖市の弥生が丘小

 佐賀県鳥栖市の弥生が丘小5年の八尋瑛登君が夏休みに作った「目的地まで何時間何分かかる?」メジャーが、「算数・数学の自由研究」コンクールで全国入賞の奨励賞に選ばれた。新型コロナで遠くへの外出を控えたため、「次に出掛ける時のために何かできないか」と作成。実生活に結びついたテーマや多様な工夫が高く評価された。

 作品は、直径1センチほどの透明なチューブに時間の目盛りを打ち、日本地図の上に置いて測ると出発地からの所要時間が分かる仕組み。メジャーは徒歩、自動車(高速道路)、新幹線、飛行機、フェリーの5種類。定規を使った直線距離ではなく、チューブは曲げることができるので高速道路や線路、航路などに丁寧に沿わせることでより正確に測ることができる。

 徒歩の目盛りは、1~2ミリ間隔なので制作が大変だったという。八尋君は、兵庫の姫路城や高知の坂本龍馬像など西日本は多くの場所を家族で訪れたといい、「次は、まだ行ったことのない中部とか東北に行ってみたい」と話す。

 コンクールは理数教育研究所が募集し、小学低学年、高学年、中学、高校の4部門に約2万点が寄せられた。10日に担当者が来校し、授賞式があった。

 八尋君は昨年も「人間でいうと何才?」の動物年齢早見表で同コンクール全国優秀賞に選ばれ、連続受賞。「6年生でも挑戦したい」と意欲を見せた。(樋渡光憲)

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