ビワ

 名前は葉の形が楽器の「琵琶(びわ)」に似ていることから付けられました。花は12月から2月の寒い時期に良い香りの白い小花を咲かせ、初夏には4~5センチのオレンジ色の果実をつけます。

 原産地は中国。高さは5~10メートルほどで冬でも葉が枯れ落ちず家が日陰になることから、庭に植えると良くないと言われたりしますが現在も庭木として多く見られます。

 葉は15センチ以上ととても大きく、葉脈がくっきりして厚くてかたく、裏側に白っぽい毛が生えています。この裏毛を除いて乾燥させたものを生薬名で「枇杷葉(びわよう)」と言います。湿疹やあせもなどに効果があり、煎じて風邪や咳止めにも服用されます。

 江戸時代にはビワの葉を使った清涼飲料水(枇杷葉湯)が暑気払いのくすりとして飲まれていました。(中冨記念くすり博物館)

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