藤田直子氏

 任期満了に伴い3月21日に告示される小城市長選で、市内の文化団体代表の藤田直子氏(68)=三日月町=が19日、無所属で立候補する意向を明らかにした。市長選には現職の江里口秀次氏(68)=小城町=が5選を目指して出馬する意向を表明しており、選挙戦になる見通し。

 19日に市役所で開かれた立候補予定者説明会の後、記者団に明らかにした。藤田氏は、江里口氏との一騎打ちになった前回2017年の市長選に立候補し、約6400票差で落選した。

 2度目の出馬の理由について「多久市との公立病院の統合計画が市民に十分に周知されていない」などと説明した。多久市に予定されている新病院の建設地が浸水想定地域に位置していることなどから「建設地の再考が必要」と主張した。

 藤田氏は小城高-神戸女子大大学院修了。兵庫県立高校の非常勤講師などを務めた後、小城市で文化振興などに取り組む任意団体の代表を務めている。

 説明会には、藤田氏と江里口氏の陣営に加え、別の候補者の擁立を目指す市民グループが出席した。元市商工観光課長の不適切な会計処理を巡る住民訴訟の原告らで、候補者名は明らかにしていないが、現職の小城市議の名前が挙がっている。代表の女性は「来週前半には立候補するかどうか結論を出す」と話した。

 投開票は3月28日。江里口氏は2月28日に三日月町で事務所開きを行う。20年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万7168人(男性1万7463人、女性1万9705人)。(谷口大輔)

このエントリーをはてなブックマークに追加