有田焼の型について学ぶ学ぶAPUの学生たち=有田町の山辰製型所

泉山磁石場を訪れ有田焼を学ぶ(左から)APUのアリー・ウマル・ダニロさん、サフィナ・ワヒュディアナさん、メタ・ムスカーンさん、ライ・アブヒナヴさん=有田町泉山

インターンシップを行う(左から)APUのアリー・ウマル・ダニロさん、メタ・ムスカーンさん、松尾佳昭町長、サフィナ・ワヒュディアナさん、ライ・アブヒナヴさん=有田町西公民館

 有田町と友好交流協定を結ぶ立命館アジア太平洋大(APU、大分県別府市)の学生が18日、同町内でインターンシップ(就業体験)をスタートさせた。海外出身の4人が3月1日までの約2週間、主要産業の有田焼の知識を深めるとともに、陶磁器商社や観光協会などで日本の職場を経験し、今後の進路選択に生かす。

 訪れているのは、インドのメタ・ムスカーンさん(20)=国際経営学部3年、モザンビークのアリー・ウマル・ダニロさん(22)=同2年、ネパールのライ・アブヒナヴさん(19)=同=と、インドネシアのサフィナ・ワヒュディアナさん(20)=アジア太平洋学部2年。

 期間中、4人はゲストハウスに滞在しながら、有田焼が原料から製品になるまでの過程を学び、町内の各施設を視察。後半は町内の4事業所に分かれて、5日間の就業体験に臨む。

 町西公民館で開かれた開講式では、松尾佳昭町長が「既存の産業基盤にとらわれないまちづくりや、伝統産業の将来像を一緒に考えるきっかけになれば」と、就業体験と併せて、グローバルな視点での地域活性化策への協力を求めた。学生たちは「両国の架け橋に」「日本の働き方を知り、進路の参考にしたい」などと夢や目的を語った。

 有田町とAPUは2019年10月、人的・知的資源の交流や活用を通して地域活性化や人材育成につなげようと交流協定を結んだ。(古賀真理子)

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