多久市は18日、新型コロナウイルス対策の新たな事業を発表した。市立病院の発熱外来にPCR検査装置を導入し、結果判定の迅速化を図る。感染拡大の影響で売り上げが減った事業者に20万円を支給する事業は継続する。

 対策は全24事業で総額約1億7200万円。コロナ関連の国の臨時交付金を充てる。2020年度一般会計補正予算案と21年度の当初予算案に分けて計上し、3月1日に開会予定の定例議会に提出する。

 PCR検査装置は、発熱やせきなどの症状が出た人が受診する発熱外来に4月中にも設置する。購入費用は310万円。現在は外部の検査機関に検体を運んでPCR検査を実施しており、結果判明まで数日かかるケースもあるという。

 一律20万円の支給は、20年12月~21年3月のいずれかの月で、売り上げが前年比で20%以上減少した事業者が対象になる。感染防止のための施設改修や設備購入の補助(上限50万円)には5122万円を組んだ。

 市民を対象にした新型コロナのワクチン接種は、市保健センターと市立病院の2カ所で行う。16歳以上の6割に当たる約9900人の接種を見込み、2カ所で1日計300人の実施を予定している。(谷口大輔)

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