小城市は18日、総額206億6445万3千円の2021年度当初予算案を発表した。3月下旬に市長選を控えているため骨格予算だが、介護給付費の増加や施設整備で前年度当初比0・3%増となった。26日開会の定例議会に提出する。

 歳出では、老朽化した民間保育所の改築などの補助事業に2億4914万円、20年7月の大雨で被災した小城岩蔵工業団地周辺の市道の復旧に8640万円を計上した。多久市との公立病院の統合関連では944万円を計上し、新病院の用地取得や基本設計に入る。

 歳入は、市税が前年度当初比2・0%減の42億2838万円。新型コロナウイルスの影響で市民税、法人税ともに減収を見込んだ。地方交付税は0・3%減の66億9048万円。自主財源比率は3・6ポイント減の33・6%。

 市債発行額は11億75100万円で、財源不足を補う臨時財政対策債の発行などで前年当初に比べ1・5倍になった。21年度末の市債残高は179億1011万円、基金残高は169億6045万円を見込む。

 新型コロナのワクチン接種に関しては、予約窓口や接種会場の整備費など1億8872万円を専決処分した。(谷口大輔)

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