2020年に発生した佐賀県内の人口10万人当たりの人身交通事故発生件数は461・1件で、全国ワースト4位だった。12年から5年連続でワースト1位、17年からは3年続けてワースト2位で、やや改善傾向が見られた。

 県警交通企画課によると、20年の人身事故は3758件(前年同期比1282件減)で、14年以降7年続けて減少した。内訳は追突が1657件で全体の44・1%を占め、出合い頭887件(23・6%)、右左折時328件(8・7%)と続いた。追突事故の約3割が、朝夕の通勤時間帯に発生しているという。

 県警はワーストレベル脱却に向け、高齢者や歩行者保護対策、ドライバーへの呼び掛けの徹底などに取り組んでいる。同課は「ワーストレベルは改善してきているが楽観視はできない。緊張感を持って運転してほしい」と呼び掛ける。

 今年は、17日までに人身交通事故が471件(前年同期比84件減)、死者数は6人(同1人減)となっている。(小部亮介)

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