従業員らが見守る中、移動販売に出発する「とくし丸」=佐賀市本庄町のAコープ城南店

 軽トラックで移動しながら食品や日用品などを販売する「とくし丸」の出発式が17日、佐賀市本庄町のAコープ城南店で開かれた。個人宅や公民館など1日約40カ所を回り、高齢者や妊婦ら自由に買い物に行くことが難しい人を支援する。定期的な対面販売で高齢者を見守る役割も担う。

 軽トラックに野菜や生鮮食品、洗剤など約400品目を積んで週2回、同市西与賀町や嘉瀬町などを回る。車がなく自由にスーパーに通えない高齢者の家や、地域の人たちが集まる公民館など要望に応じて順次、コースに組み込む。

 出発式では、Aコープ九州の井手英嗣常務が「地域を守るという自負を確認して頑張ってもらいたい」とあいさつ。同店の従業員らが見守る中、とくし丸が出発した。

 佐賀市内での運行は初めて。県内では既に唐津市や白石町、鹿島市、伊万里市で導入されている。とくし丸事業を担当するAコープ九州佐賀運営部の野中多希子さんは「皆さんの困りごとの解消に役立つことができれば」と話している。(中島佑子)

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