旧唐津銀行で展示するこぼりかおるさんが手掛けた創作の紙人形(唐津市提供)

旧唐津銀行で展示するこぼりかおるさんが手掛けた創作ひな人形(唐津市提供)

旧大島邸に展示する「寛永雛」(唐津市提供)

 江戸時代から伝わるひな人形などを展示する「唐津のひいな遊び」が20日、唐津市鏡の古代の森会館など市内5会場で始まる。「唐津の江戸をさがそう」をテーマに、唐津の歴史や文化にまつわる施設を会場に多彩なひな人形が楽しめる。3月7日まで。

 古代の森会館(鏡)は小笠原家の家老が所蔵していたひな人形などを並べるほか、恵日寺住職で日本画画家でもあった長井天璋(てんしょう)(1881~1951年)の絵画も展示する。20日午前10時15分から、県立博物館・美術館シニアアドバイザリーフェローの福井尚寿さんが「長井天璋と作用姫」の題で講演する。

 鯨組主中尾家屋敷(呼子町)では、八朔(はっさく)雛に飾られた“おきあげ”など昔懐かしいひな人形がお目見え。旧唐津銀行(本町)では糸島市の創作人形作家、こぼり・かおるさんのひな人形や江戸時代のおひなさまやひな道具が鑑賞できる。

 旧大島邸(南城内)は全国でも数少ない「寛永雛(びな)」や「享保雛」に加え、1858(安政5)年作の「御殿雛」も展示する。埋門(うずめもん)ノ館(北城内)では、江戸末期から現代までのひな人形を展示する。

 主催の実行委員会はマスク着用や受付での検温を実施するなどコロナ対策を講じ、「県外からの来場はご遠慮願いたい」とも話す。旧大島邸のみ入館料(一般100円、小中学生50円)が必要。問い合わせは古代の森会館内の実行委事務局、電話0955(77)0510。(成富禎倫)

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