スペイン人フラメンコアーティストのベゴニア・カストロさん(提供写真)

薩摩琵琶奏者の北原香菜子さん

 スペイン人フラメンコアーティストのベゴニア・カストロさんと琵琶奏者の北原香菜子さん(佐賀市)が共演するイベントが、27日15時から佐賀市八戸の旧枝梅酒造「東の蔵」で開かれる。独創的なフラメンコと琵琶の音色が、唯一無二の世界を生み出す。

 ベゴニアさんはフラメンコの世界的な振り付け師でインストラクター。今年1月からスペイン大使館の後援を受け、佐賀のアーティストを中心にさまざまな文化とコラボレーションするイベントを始めた。初回は日本画家の大串亮平さん(同市)と共演し、濃密な世界を披露した。

 薩摩琵琶鶴田流の北原さんは、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院(ロシア)や全国各地の神社仏閣など、国内外の演奏シーンで活躍している。同市水ヶ江の大隈重信記念館で毎月演奏会を開き、今年1月にはCD「琵琶で聴く、大隈重信ものがたり」をリリースした。

 ベゴニアさんは琵琶の音色に、伝統的なフラメンコギターに似た自然の響きを感じるという。「不安なような不安でないような危ういバランス感覚が、フラメンコと同じく琵琶にもある」として「琵琶のアクセントは初めて聞いたとは思えないほどすんなり自分の中に入ってきた。フラメンコと共通する強さを感じている」と、本番に向けて期待を抱く。

 チケットは2500円、高校生以下1800円。問い合わせは文斎音楽事務所、電話090(5947)5251。(花木芙美)

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