リモートでキャッシュレス決済について学ぶ有田工高の生徒たち=有田町の有田工高

 現金を使わずに支払いをするキャッシュレス決済の授業が、有田町の有田工高で開かれた。卒業後にクレジットカードの申し込みが可能になる3年生約190人が、種類や適切な利用方法を学んだ。

 講師の三井住友カード九州営業部の中村旅人(たびと)さんと各教室を結び、リモート形式で実施した。中村さんは「お金の価値をデータに変えるので、いろんな支払い方法ができるのがこの決済の特長」と説明。利用はクレジットカードが7割を占め、QRコードやバーコード決済も多く登場し、今後は生体認証決済も開発される予定と語った。

 メールなどで偽のサイトに誘導してクレジットカード情報を盗むフィッシング詐欺に触れ、「身に覚えのない明細や請求がないか、利用明細は小まめに確認する習慣を」と助言。利用記録が残る便利さがある一方、お金を使った感覚が薄くなりがちなので「使い過ぎに注意を」と呼び掛けた。

 キャッシュレス決済の利用は交通系ICカードのみという内田琢馬さんは「大学に進学して使う機会が増えると思うので、参考になった」と話した。授業は佐賀県と有田町が連携して10日に開いた。(古賀真理子)

このエントリーをはてなブックマークに追加