弁当を手渡す伊万里市社協の職員=同市松島町の事務所

 伊万里市の仕出し料理店「とろ作&はかせ」は17日から、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった市内の世帯を対象に、弁当の無料配布を始めた。3月31日まで続ける。

 店が「困っている人の力になりたい」と市に相談し、市社会福祉協議会が配布の窓口業務を引き受けた。普段販売している日替わり弁当を、土日祝日を除いて毎日100食以内で提供する。国による生活支援策の事務を担う社協が対象者を選んで連絡を入れ、希望する人に受け取りに来てもらう。

 初日は9世帯18人分を配った。大手飲食チェーンで働き、コロナ禍の影響で1月末に解雇されたという40代の男性は「急に仕事がなくなり、先の見通しも立たない中、とても助かり感謝している」と話した。(青木宏文)

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