新たに導入した窓口受け付けシステム「スマイルアップ」を用いて手続きを進める行員=佐賀市の佐賀銀行水ケ江支店

 佐賀銀行(坂井秀明頭取)は17日、新しい窓口受け付けシステム「スマイルアップ」の試行を佐賀市と小城市の計4支店で始めた。行員と利用客が同じタブレット端末の画面を見ながら手続きを進めることで、待ち時間の短縮や満足度の向上につなげる。

 佐賀市の水ケ江支店では新規口座開設に関する流れが報道陣に公開された。

 利用客役の行員は店舗入り口の発券機で用件を選ぶと、申込用紙を記入することなく窓口へ。行員がタブレット端末を用いて説明しながら手続きを進め、運転免許証をスキャンすると氏名や住所などの情報が瞬時に入力された。

 新規口座開設にはこれまで30分ほどかかっていたが、10分弱に短縮できる見込みだという。利用客は待ち時間が短くなる利点があり、銀行側も入力ミス防止が期待できるほか、これまで実施していた二重確認の手間を省ける。商品の提案も円滑になる。

 今後は5月までに全ての支店、出張所に計約130台の端末を配置する。当初は普通預金の新規口座開設や住所変更、キャッシュカード発行などが対象だが、12月までに改印などもメニューに加える。同行総合企画部は「行員とお客さまが一緒に端末を操作することで対話の時間を増やし、付加価値の高いサービスや提案につなげたい」と話す。(大橋諒)

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