搾ったばかりの酒の味や香りを確かめる学生ら=基山町の基山商店

 佐賀大のオリジナル日本酒「悠々知酔」の新酒が12日、基山町の酒蔵「基山商店」で完成した。醸造に取り組んだ学生3人が現地を訪れ、搾ったばかりの日本酒の香りや味を確認した。

 悠々知酔は、同大応用微生物学研究室が取り組む日本酒プロジェクトで、今年で15回目。学生16人が昨年12月に仕込み始め、基山商店の杜氏(とうじ)の小森賢一郎さん(41)のアドバイスを受けながら、作業に取り組んできた。

 今年は山廃純米酒とリンゴ酸高生産酵母を使った純米吟醸酒の2種類を製造しており、この日は山廃純米酒が完成。学生たちは搾りたての酒を利き酒用の容器に入れ、味や香りなどを確かめた。リーダーの安達佳歩さん(23)は「飲みやすくすっきりと仕上がった。若い人に飲んでもらいたい」と話した。

 小森さんは「米のうま味がしっかりしており、味に膨らみがある」と評価。和食にも洋食にも合うような酒に仕上がったという。純米吟醸酒は2月下旬に完成予定。いずれも3月下旬から佐賀大生協や県内の酒店などで販売する。(瀬戸健太郎)

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