石井健一駅長(左)の説明を聞く「佐賀障がい福祉を考える会」の関係者=佐賀市のJR佐賀駅南口コンコース

 佐賀市の障害者団体が要望していたJR佐賀駅の出入り口への自動ドア設置について、JR九州は16日、3月に設置すると団体側に伝えた。南北の出入り口にある観音開きの扉をそれぞれ1カ所ずつ自動ドアにする。団体は「企業に声を上げて形になったのは初めて」と喜んでいる。

 障害がある人やその家族らでつくる「佐賀の障がい福祉を考える会」(内田勝也会長、約50人)が昨年7月、要望書を提出していた。JR九州によると、3月4日から設置工事を行い、23日に使用を開始する。

 佐賀駅で設置計画を説明する伝達式があり、石井健一駅長が「要望書を受けて社内で協議した結果、設置することになった」と伝えた。電動車椅子を利用する内田会長は観音開きの扉は重く、1人で開けるのは難しいと改めて説明し「誰かが開けるのを待たなければならなかった。みんなが利用しやすくしてくれることに感謝したい」と述べた。

 JR佐賀駅は年間に約1200万人が利用している。(大田浩司)

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