卒業生に花束を贈るCFを始めるクラベル・ジャパンの平田憲市郎社長。手にしているのは、5千円の寄付でもらえる返礼品の花束=唐津市役所

 唐津市和多田でカーネーションのハウス栽培を手掛けるクラベル・ジャパンが、市内の卒園生や卒業生に花束を贈るためのクラウドファンディング(CF)を17日から始める。新型コロナウイルスの影響で卒園、卒業式の縮小や中止が見込まれる中、何か思い出を残してあげたいと寄付を募る。

 同社は新型コロナの感染が広がり始めた昨年3月、会社近くの成和小の卒業生60人にカーネーションの花束を贈った。すると、児童たちから手紙が送られたり、会社に直接出向いて感謝の言葉を伝えられたりするなどの反響があった。

 コロナ禍が収束せず、イベントや結婚式の中止で、行き場のない花も増えている。「今年は一人でも多くの地域の卒業生を祝いたい」とCFを利用した取り組みを考えた。

 CFは一口5千~4万円。金額に応じ、花束や隔週届くミニブーケ、同社で実施しているカーネーションオーナー制度の1年間オーナー権利などが返礼品としてもらえる。10万円で50人分の花束になる。贈り先の学校などは同社の近隣から広げる。

 CFサイト「マクアケ」から申し込みができ、期限は3月15日まで。同社の平田憲市郎社長(41)は「子どもたちをお花でお祝いするため、一緒に応援してほしい」と協力を呼び掛けた。(中村健人)

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