16人の独創的な作品が来場者を楽しませている卒業制作展=佐賀市天神の市立図書館

 佐賀女子高美術デザイン専攻3期生による卒業制作展「、展(てんてん)」が、佐賀市立図書館2階で開かれている。16人の3年間の集大成。独創的でみずみずしい感性の約100点が並ぶ。17日まで。

 油彩画やデッサン、グラフィックデザインなど多様な作品が並ぶ。モデルの女性を生徒全員で取り囲み、描いた16枚のデッサンは、それぞれ見える角度、タッチも異なり面白い。

 樺島優花さんが描いたウミガメは、甲羅がぱらぱらと崩れていく様子と、社会問題になっているマイクロプラスチックを絡めた。磯野真希さんの「秋思」はススキがたなびく秋の景色を背景に、まどろむ2人の女子生徒が細やかに表されている。

 野村凜さんの酸性雨防止ポスターは、廃品の中にたたずむロボットが持つ傘の下の二葉と、雨が降り注ぐ枯れ草の対比で、酸性雨の影響を表現している。野村さんは「友だちと作品作りをする中で、アドバイスを受けたり、アイデアをもらったり刺激を受けた。今後もデザインを通して思いを伝えていきたい」と話した。(福本真理)

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