6年生に演奏を披露する笹沼樹さん=佐賀市の若楠小

音楽室に掲げられた作曲家の肖像画を示しながら曲を紹介する笹沼樹さん=佐賀市の若楠小

 佐賀市若宮の若楠小(大木貴博校長)で12日、チェリスト笹沼樹さんの出張音楽特別授業が開かれた。6年生61人が、プロ奏者が奏でる情感豊かな深い音色に耳を傾けた。

 笹沼さんは「今から弾くのは一番左のバッハが作った曲です」などと音楽室に掲げられた作曲家たちの肖像画を示しながら、「プレリュード」やサンサーンスの「白鳥」など5曲を演奏した。子どもたちは、緊張感がにじむフォーレの「エレジー」や華やかなポッパーの「ハンガリアン・ラプソディ」など、曲によってさまざまな表情を見せるチェロの音色を楽しんだ。

 笹沼さんはARDミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門など数々の国際大会で入賞を重ねて注目を集めている。ピアノ伴奏は上田晴子さんが担当した。本物のチェロを初めて見たという6年2組の山崎尊都(たかと)君は「高い音や低い音の使い分けや、ピアノの人とリズムが合っているのがすごかった」と話していた。

 授業は、佐賀市文化振興財団がプロの演奏を学校などに届ける事業の一環で開いた。(花木芙美)

このエントリーをはてなブックマークに追加