「伝統工芸手織り佐賀錦ひなまつり展」への来場を呼びかける福山博子副会長=佐賀市松原の旧福田家

 「伝統工芸手織り佐賀錦ひなまつり展」(佐賀錦振興協議会主催)が、佐賀市松原の旧福田家で開かれている。会員らが丹念に織り上げた佐賀錦をまとった、気品あふれるひな人形約30組が楽しめる。3月21日まで。

 作品展は例年、佐賀城下ひなまつりに合わせて開催しているが、今年は新型コロナでひなまつりが中止に。「孫のためにひな人形を買いたい」などの声が寄せられたことを受けて、消毒や換気など感染対策を徹底することで開催に踏み切った。

 佐賀錦は縦に金箔(きんぱく)などを施した糸、横に絹糸を通して織り上げ、制作には一作品で3カ月から1年かかるという。価格は5万5千~45万円。同協議会の松本美紀子会長(71)は「作り手によって変わる華やかな風合いを楽しんでほしい」と話す。このほか、アマビエやさげもん、タペストリーなど、佐賀錦を随所に取り入れた多彩な作品が競演する。

 観覧無料で購入もできる。午前9時半~午後4時半。問い合わせは旧福田家、電話0952(22)4477(月曜休館)。(志波知佳)

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