「情報発信力の弱さをクラウドファンディングが補ってくれた」と話す森本益生社長=杵島郡白石町のジーンスレッド

 わが社は杵島郡白石町の縫製会社です。機能性素材と高い技術で付加価値のある商品の開発に取り組んでいます。2020年は抗ウイルス機能を備えるマスクなどに注目が集まり、前年の売り上げを上回ることができました。

 コロナ禍でインターネット販売の需要が高まっており、購入型クラウドファンディング(CF)を利用しましたが、その効果が絶大でした。自分たちだけでやれることには限界があります。時代のニーズやタイミングを見極め、その分野にたけている人たちと手を組む大切さを実感しました。

 以前はOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛けていましたが、自社の名前が出せないことにもどかしさを感じていました。情報発信力の弱さが課題で、そこを補ってくれたのがCFです。新たなビジネスにつながっています。

 地域貢献になればと、サッカー・J1サガン鳥栖のスポンサーになりました。私自身サッカーをやってきて愛着があります。チームが厳しい今だからこそ応援し、子どもたちの夢につながればと思っています。

 ことしは勝負の年です。ヘルスケアやボディーケアにつながる商品の開発を目標に掲げています。eスポーツ向けの商材にも力を入れる考えです。時代のニーズを捉え、品質の高い商品を作り続けていきます。(中島佑子)

 

次回は3月2日付でホテルグランデはがくれの岸川博見支配人です。

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