佐賀市が東京五輪の聖火リレーの運営で募集している市民ボランティアの応募が伸び悩んでいる。一般募集を始めたものの、最初の4日間で38人にとどまっている。新型コロナウイルス特別措置法に基づく東京や福岡など10都府県への緊急事態宣言が3月7日まで延長され、五輪の開催自体にも懐疑論が出ていることが影響しているようだ。

 県内で最も多い800人のボランティア確保を目指している佐賀市は8日、企業関連でめどがついている100人を除き、一般から700人の募集を始めた。初日に申し込んだのは3人だけで、9~11日も10人、15人、10人にとどまった。ウェブ広告でもアピールしているが、市スポーツ振興課は「市民の皆さんには、五輪が本当に開催されるのか不安があるようだ。最低でも500人は必要で、市職員でカバーできなければ、2月26日までとしている募集期間の延長も検討する」と話す。

 ボランティアの新型コロナ対策も不可欠となるが、「マスクやフェイスガードを配り、手指の消毒を徹底してもらう。事前研修についても動画視聴や分散開催など工夫したい」と説明、協力を呼び掛けている。

 聖火リレーは3月25日に福島県からスタートし、佐賀県内は5月9、10の両日に巡る予定になっている。(大田浩司)

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