13日午後11時8分ごろ、宮城県南部、福島県の中通りと浜通りで震度6強の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・1と推定される。両県では、その後も震度3などの地震が続いた。

 気象庁によると、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、津波の心配はないとしている。3月で東日本大震災から10年となるのを前に、被災地に再び不安が広がった。福島県によると、白河市と矢吹町で4人の負傷者が確認された。

 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報を収集。菅義偉首相や小此木八郎防災担当相も官邸入り、関係省庁と連携して被害状況の把握に努めた。宮城県は対策本部の開催を決め、県警も被害がないか確認を進めた。

 東京電力によると、福島第1原発は地震による異常を確認中で、放射線を監視するモニタリングポストのデータの変化は報告されていない。東北電力によると、宮城県にある女川原発の設備に目立った異常はなく、放射線監視装置の数値も変化はない。日本原子力発電によると、茨城県東海村の東海第2原発に異常は確認されていない。

 JR東日本によると、宮城県と福島県で最大震度6強を観測した地震で、東北、上越、北陸の各新幹線が一部区間で停電し運休。東日本高速道路によると、福島県と宮城県の東北自動車道、常磐自動車道などが通行止めになった。

 東京電力パワーグリッドによると、午後11時44分時点で、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡の1都8県で約83万軒が停電している。【共同】

 
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